マカの精力増強効果
ドラッグストアやコンビニエンスストアなどで、最近マカを配合している栄養ドリンクを目にするようになりました。
しかし、こういったドリンク剤には、配合されている量が少ないため、サプリメントなどで毎日継続して飲んだ方がいいかもしれません。
ある企業が販売しているマカのドリンク剤に200mg配合されているのですが、その隣には、別の企業が販売しているタウリン1000mgのものがあります。
どちらも成分なのですが、タウリンの量と比較してみると、何となく少ない気がしてくるものではないでしょうか。
では、タウリンの適量はどのくらいなのでしょうか。
タウリンは、分子であって、マカのように植物ではないため、比較するのが難しいのですが、タウリンの1000mgというのは適量だと考えてよさそうです。
ただ、マカが200mgしかないのは、若干少なすぎるということもできるでしょう。
タウリンという成分には、私たちの細胞や身体などを正常な状態に戻してくれようとする作用があるのですが、たとえば、血圧が高い人には血圧を下げる効果がありますし、肝臓の機能が鈍っている人にとっては肝臓の機能を高めてくれる働きがあるのです。
肝臓から分泌されている胆汁酸は、コレステロールを排泄してくれる働きがあります。
タウリンによって、胆汁酸の分泌量が増えると、血液の中のコレステロールの値も下がります。
このことはラットを使用した実験でも証明されており、ラットにコレステロールの高い餌を与えると、血中コレステロール値は上昇していくのですが、餌のなかにタウリンを1%混ぜてあたえると、コレステロール値の上昇が抑制されるという結果がでました。
また、マカについてですが、こちらは魔法の植物ではありません。
精力増強や勃起するために必要とされている亜鉛やアミノ酸の1種のアルギニンという物質がバランスよく含まれているために、結果としてEDや勃起不全において効果があるといわれているのです。